どうも、YAMEYO編集部です。
今回はこんなお悩みにお答えします。
退職代行を使ったあと、会社の上司や同僚が家にまで来ることがあると聞きましたが、本当ですか?
あと、もし来てしまったらどうすればいいでしょうか?
最近では「非常識」と思われて当然の行為ですが、平成や昭和の時代では、出社しない社員の家まで様子を見に行くような会社も多かったようです。ある意味では安否確認の意味を込めて、良かれと思っておこなわれていた行為ですね。
では現代ではどうなのか、退職代行を使ったらどうなのか、というところを解説していきます。
退職代行を使ったら上司が家に来ることはある?
退職代行を使って上司が家に来るようなことは、現代ではほぼありません。
ただし会社の文化によっては来ることもあるでしょうし、会社の人が家に訪ねて来る行為自体は、とくに制限できるものでもありません。
来たあとに、退職代行に連絡して「家には訪ねないように伝えてほしい」と伝えれば対応してくれるとは思いますが、事前に伝えておくのは、少々突飛で難しい気がします。
なお実際に来てしまった場合に、面会を拒否しても立ち去らない、大声を上げて呼ぶなどの迷惑な行為をするようなら、然るべき対処をしていきましょう。
退職代行を使ったときに上司が家に来る理由
退職代行を使ったときに、上司が家に来る理由として考えられるのは、大きく下記の3点です。
安否確認のため
まず一つは、本人が無事なのか安否確認をするためです。
会社からすれば馴染みのない「退職代行」というところから連絡が来たとして、なにか事件に巻き込まれたりしているのではないかと心配するのは、上司や人事担当が優しければあり得ることです。
もちろん先に電話やメールなどで連絡が来るとは思いますが、それにも応じなければ、直接家に来るケースも考えられます。
玄関越しに安全であることだけ伝えて、お帰りいただきましょう。
引き止めの説得をするため
次に考えられるのが、辞められたら困る場合の引き止めのために家に来るケースです。
上司や同僚が家を訪ねて説得することで、できれば退職を撤回させようということです。
もし仲が良い相手だと、思わず応じてしまいそうですが、基本的には玄関口でお帰りいただくのがおすすめです。
意思確認をするため
最後に、本当に本人が退職代行に頼んだのか意志確認をするために訪ねてくるケースがあります。
本人の知らないところで、いたずらで頼まれている可能性も0ではありませんから、連絡がつかなければ家まで来てもおかしくありません。
おそらくメールや電話で連絡が来ていると思いますが、意志確認がきた場合、メールには一言返信しておけば防げるかもしれません。
退職代行を使ったときに上司が家に来たときの対策
会社の人が家にきた場合、基本的に家にはあげずにお帰りいただきましょう。せっかく退職代行にお願いしたのに、ここで直接話したら台無しです。
基本的には居留守を使うか、メールで連絡をするか、退職代行を介して伝えてもらうか、いずれかです。
居留守を使う
家に来たときは、基本的に居留守で問題ないかと思います。
インターフォン越しにでも応じてしまうと、もしも説得するつもりだった場合に面倒なことになる可能性があります。
万が一にでも居座られるようなことがあれば、迷惑行為として警察などに相談すると良いでしょう。
メールで連絡をする
家に来られて困っていることなどを、会社へメールで連絡するのも良いかもしれません。
安否確認や意志確認で家に来ていた場合は、これで問題なく帰っていただけるはずです。
退職代行を介して連絡してもらう
家に来たときは、退職代行から会社にあらためて連絡してもらうのも手段の一つです。
完全に退職が完了したあとだと請け負ってもらえないかもしれませんが、まだ依頼中であれば、問題なく対応してもらえるはずです。
迷惑であることを伝えてもらって、お帰りいただきましょう。
上司が家に来ても気にしないのがベスト
基本的に、家に来ても取り合わなければ問題ありません。
ただし純粋に安否を確認しにきた様子であれば、メールなどで一報入れておけば穏便に済む可能性があります。
会社や上司とのこれまでの関係性にもよりますが、完全に無視するか、レスポンスをするのか検討してみてください。