どうも、YAMEYO編集部です。
今回はこんな悩みにお答えします。
まだ入社してすぐの新卒ですが、正直会社があまり自分と合っていない感じがするので辞めたいと思います。退職代行は使えますか?
入社してすぐでも、退職代行は問題なく使えます。新卒だろうが試用期間だろうが同様です。
新卒が退職代行で辞めるメリットやデメリット、事前に確認しておきたいことをまとめましたので、お役立てください。
入社してすぐの新卒が退職代行を使うメリット・デメリット
まずは新卒が退職代行を使うメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
新卒が退職代行を使うメリットは、無駄な引き止めにあわないことです。
新卒が退職を申請すると、ほぼかならず強い引き止めにあいます。おそらく「いま退職しても次の仕事はどうするんだ」「まずは3年くらいやってみたらどうだ」と、定番の台詞で説得されることになります。
すでに心がきまっており、引き止めを面倒に感じる場合は、退職代行を使うことに大きなメリットがあります。
デメリット
新卒が退職代行を使うデメリットは、辞め癖がつく可能性があることです。
自力で退職を申請して辞める場合は、それなりに労力がかかりますから「次はすぐ辞めないような職場を慎重に選ぼう」と実感できます。
しかし退職代行を使えば、本当に簡単に退職できてしまいますから「まあ次も嫌なら辞めれば良いか」と考えてしまうようになりがちです。
とはいえそれが悪いことかといえば、そうとも言い切れません。自分に合っていない仕事を続けてもつらいだけですから、早めに見切りをつけるのは悪くない選択肢の一つです。
この辺りのメリットとデメリットを天秤にかけて、退職代行を使うか検討してみてください。
入社してすぐの新卒が退職代行を使う際に確認しておきたいこと
新卒で退職代行を使おうと考えたときは、今の状況を確認しておきましょう。どうであれ退職はできますが、退職代行に正しく伝えておくことで、手続きがよりスムーズになります。
下記3点について調べておくと良いでしょう。
- 試用期間の契約内容
- 雇用契約の状況
- 社会保険の加入状況
試用期間の契約内容がどうなっているか
新卒で入社してすぐの場合、まだ試用期間である可能性があります。
試用期間の場合、一方が希望すればすぐにでも雇用関係を解消できる場合がありますから、その場合はよりスムーズです。
試用期間の期間や規定について、入社時に渡された書類を見て確認しておくと良いでしょう。
雇用契約の手続きが済んでいるか
本当に入社してすぐの場合だと、まだ雇用契約の手続きを済ませていない可能性もあります。
一般的には、雇用契約書の読み合わせをして、内容を確認したうえでサイン・捺印のうえ提出し、控えを渡されます。
そういった書類をまだ書いた覚えがなければ、雇用契約がまだの可能性がありますから、その場合は退職届すら必要ない可能性があります。
保険加入の手続きが済んでいるか
退職する際は、社会保険の脱退手続きなどもポイントになります。
加入している場合は、退職時すみやかに保険証を返却する必要がありますが、まだ加入していないならその必要もありません。
この辺りも、手続の状況を確認して退職代行に伝えておけるとスムーズです。
辞めにくいなら入社してすぐの新卒でも退職代行を使っていい
新卒だったとしても、どうしても仕事内容が合わないと思えば、退職代行を使うことに問題はありません。
第二新卒のカードも使えますし、少し働いてみたからこそ自分に何が合うのかわかることだってあります。
人生は自分のものですから、納得できる場所で働いてください。