年間休日99日の内訳は?リアルな仕事のペースや生活スタイルを解説

年間休日99日の仕事は、平均よりも休みが少ない労働環境です。

12ヶ月にならすと「毎月8日間+αの休みがある」というような休日日数になり、だいたい週に2回ほど休める職場です。

盆や正月、その他祝日などの「長期休暇」を求めるなら、すこし心許ない休日日数かもしれません。

それでは「年間休日99日のリアル」を見ていきましょう。

目次

年間休日99日の内訳は?

年間休日99日の内訳は「月に8日の休日×12ヶ月 +α=年間休日99日」という形になります。

だいたい週に2回程度の休みがあり、たまに祝日なども休みになるような休日日数と言えますね。

年間休日99日の職場の働き方は、大きく分けると下記2種類のいずれかに含まれます。

  • シフト制(変形労働時間制)
  • 週休2日制

シフト制(変形労働時間制)の場合の内訳

年間休日99日でシフト制(変形労働時間制)の場合、月の休みが8日くらいで、1日の労働時間はだいたい7〜8時間になります。

例えば日数が「31日」の月であれば、8日休んで「23日」が労働日数になります。

労働時間を「31日間で177時間8分まで(※)」に収めれば法定労働時間内ですので、それを23日で割ると1日あたり「7.69時間」です。

現実的なシフトの時間にならすと、1日に7時間〜8時間働くようなシフトになるでしょう。

(※)参考:厚生労働省HP

週休2日制の場合の内訳

年間休日99日で週休2日制の職場の場合、だいたい「日曜+一部の土曜日や祝日」が休日になるような内訳で働くことになります。

(1ヶ月のうち1回でも「2日休みの週」があれば「週休2日制」になります。毎週2日休みであれば「完全週休2日制」です。)

1年間は52週間ありますので、99(日)÷52(週)で1.90(日)。つまりもう少しで毎週2日休めるのに惜しいな、といった日数ですね。

ということで、一般的には「日曜日+隔週の土曜+盆正月が休み」だったり「日曜日休み+月に4日ほど好きに休みを取る」だったり、土日祝休みの職場と比べると「少し変則的」な働き方の会社になるでしょう。

年間休日99日は多い?少ない?

年間休日99日は「平均よりも14.7%少ない」休日日数です。

厚生労働省が実施した『令和2年就労条件総合調査』労働時間制度の結果では、「労働者一人当たりの平均年間休日総数は116.0日」とされています。

99日で割り返すと0.853となりますので、平均よりも14.7%ほど少ない休日日数だと言えます。

さらに純粋に日数差で考えると、年間休日が平均より17日少ないことになります。半月分くらいの違いになりますね。

それと同時に、

  • 企業規模が小さいほど、休日が少なくなる傾向にある
  • 休日日数が99日以下の会社は全体の16.8%

この辺りも資料から読み取れる事実になります。

つまり「年間休日99日」は比較的小さい会社に多く、社会全体で見ても少ない年間休日日数だと言えるでしょう。

年間休日99日の仕事を選ぶメリット

年間休日99日の仕事をわざわざ選ぶメリットは、ほぼありません。

ただ「時給や日給月給で働く場合はいっぱい稼げる」というのはメリットです。

時給や日給月給ならいっぱい稼げる

年間休日99日の仕事は、アルバイトや契約社員など「働いた分だけのお金をもらえる」という雇用形態であれば、休みが多い仕事よりも稼ぎやすいと言えます。

例えば年間休日120日の仕事なら、大体月の休みが10日ほどになります。

31日月に「1日7時間・時給1,200円」で働くとすると、

  • 休みが月に10日(年休120日)の場合「1日8,400円×21日=176,400円」
  • 休みが月に8日(年休99日)の場合「1日8,400円×23日=193,200円」

このように、それなりに稼げる額に差が出ます。希望すれば限界ギリギリまで働かせてくれる職場もあるかもしれません。

アルバイトや契約社員として働いて稼ぎたいのであれば、休みが少ない年間休日99日の仕事などを選ぶメリットはあるでしょう。

どうしても働きたい仕事だった場合もアリ

働く動機は、もちろん人それぞれです。

「休みなんてなくても、とにかく働いてスキルを身につけたい」というのであれば、年間休日が少なくても働く価値はあるでしょう。

ただそれが一生続くのはどうかと思いますので、ある程度の将来設計を考えた上で選ぶと良いかもしれません。

年間休日99日の仕事を選ぶデメリット

年間休日99日の仕事を選ぶデメリットは「プライベートが充実しにくいし、将来性も良くない」ということです。

  • プライベートが充実しにくい
  • 会社規模が小さく、将来性が不透明なことが多い

プライベートが充実しにくい

年間休日が99日しかなければ、プライベートを充実させにくいというのが大きなデメリットです。

わかりやすいところでは「連休が取りにくく、旅行や帰省が難しい」ということが考えられます。おそらく2泊3日の旅行ですら、一大決心しなければ難しいでしょう。盆や正月の休日も、いわゆる「土日祝が休みのサラリーマン」と比べると少ないかもしれません。

友人や家族と休日の予定も合わせにくくなりますし、プライベートが充実しにくいのは大きなデメリットだと言えます。

会社規模が小さく、将来性が不透明なことが多い

『令和2年就労条件総合調査』労働時間制度の結果を見ると、会社の規模が小さいほど年間休日日数も少なくなる傾向があることがわかります。

さらに年間休日99日以下の会社は、全体のわずか16.8%しかありません。

規模が小さいということは将来性も不透明であることが多いため、わざわざ年間休日の少ない会社を選ぶメリットは少ないでしょう。

もちろん将来的にもっと良い環境で働ける算段がついているのであれば、スキル目的なら良いかもしれません。

年間休日99日の仕事が多い業界・職種

年間休日99日の仕事が多い業界は、以下のような内容です。

  • 小売・卸売業
  • 運輸業・郵便業
  • 宿泊業・飲食サービス業
  • 建設業
  • 鉱業・採石業・砂利採取業

根拠は厚生労働省が調査した『就労条件総合調査』です。令和2年の各業種ごとの年間休日の平均日数が、下記の通り発表されていました。

産業平均年間休日
鉱業,採石業,砂利採取業106.7日
建設業107.6日
製造業113.3日
電気・ガス・熱供給・水道業120.1日
情報通信業123.2日
運輸業、郵便業100.4日
卸売業、小売業107.0日
金融業、保険業123.3日
不動産業、物品賃貸業114.2日
学術研究、専門・技術サービス業121.8日
宿泊業、飲食サービス業98.0日
生活関連サービス業、娯楽業105.6日
教育、学習支援業115.2日
医療、福祉112.4日
複合サービス事業115.2日
その他サービス業110.4日
出典:『就労条件総合調査』

業界ごとの平均日数なども考慮に入れながら、自分が納得できる年間休日日数の仕事が選べると良いでしょう。

年間休日99日で働いている方の休日の過ごし方

ここでは、年間休日が99日前後で働いている方がどんな風に休日を楽しんでいるのかご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみて下さい。

年間休日99日の方が、休みを増やした体験談

ここでは、年間休日99日前後だった方が休日を増やすことに成功した転職体験談をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

休日を充実させるなら、年間休日99日はキツい

結論として、より休日を充実させたいなら「年間休日99日」という職場はキツいものがあります。

良い休日を過ごすには、ある程度まとまった休日日数が必要です。

年間休日99日だと連休を取ることも難しいので、プライベートを充実させるには相当な工夫が必要かもしれません。

仕事を変えることなども検討すると良いかもしれませんね。

では、良い休日を。

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この記事を書いた人

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